ももさんの11月の様子です。
ももさんは新しいお友だちが加わりました。「○○くんはどこかな?」の問いかけに指さしをして教え合いながら、友だちとの関わりを楽しんでいます。

11月前半は、紅葉したイチョウやもみじの下で落ち葉遊びを楽しみました。カサカサという音や色、においなど、さまざまな感覚を通して秋の自然を感じる姿が見られました。自ら環境に関わる力を育てたいと、園内の散策活動も充実させています。身近な人や物に関わる経験が、子どもたちの見通しをもつ力につながっていると感じています。

お部屋では、ももさんたちのお気に入りの絵本『ふくろう・ほ・ほう』を取り入れて、制作遊びを行いました。ペットボトルを使ったスタンプ遊びでは、集中して取り組む姿に成長を感じました。

完成したみんなそれぞれのユニークなふくろうの作品を展示すると、指さしをしながら「ほっ!」「ほっ!」と声を出したり、両手を広げて「パサッ、パサッ」とまねをしたりするももさん。
「ふくろう作ったね~」「ポンポンしたね~」と共感すると、うれしさを笑顔で返してくれる姿がとてもかわいらしいです。

友だちが増え、活動や遊びの幅も広がり、笑顔がさらに増えてきたももさん。これからの成長も楽しみです。

 

次に、もみじさんの様子です。
子どもたちに園庭の木々の色や季節の変化を分かりやすく伝えながら、落ち葉遊びを楽しみました。「おみやげにする!」と言いながら、バケツや袋に落ち葉を拾い集めていました。

11月に入ると、もみじさんの生活面での態度にも、少しずつ変化(成長)が感じられるようになってきました。落ち着いて過ごす姿が増え、同時に聞く力も養われていると感じています。。

お昼寝前の時間には、「色あてクイズ」に挑戦しました。「これは、なにいろ?」と問いかけると、「あか!」「きいろ!」と考えながら答えたり、「ちゃいろ!」と言ってみたりする姿がありました。子どもたちの“考えてみようとする気持ち”を大切にしながら、楽しく取り組んでいます。「今日も色やって!」と子どもたちからのリクエストも出てきました。今後は、動物や身の回りの物あてクイズへと、少しずつ発展させていきたいと思います。

制作遊びでは、新聞紙を丸めてスタンプにしたり、きのこは綿棒に絵の具をつけてポンポンしたり、シールを貼ったりして作りました。真剣な表情で取り組む子どもたちの姿に、成長を感じています。