たんぽぽ組のクラス活動の様子です。
たんぽぽさんは、日課の運動遊び(リズム運動、鉄棒、縄跳び、跳び箱、マットなど)に木陰やホールを活用しながら取り組んでいます。8月に入り、これまで培われた力が発揮され、「逆上がりができた!」「縄跳び10回跳べた!」と達成感を味わう姿が見られました。全身運動がよりなめらかになり、「できた!」という自信が生活面や遊びの中でも見通しをもつ力につながり、意欲的な姿が増えています。運動遊びのあとは、かき氷を食べてひと休み。おかわりをしてシロップを変え、味や舌の色の変化も楽しんでいました。

園庭では友達とウォータージェットで水のかけ合いをしたり、芝のお庭でミニプールやミストシャワーを浴びたりして、夏の遊びを満喫しました。

また、ここ久慈市は、約9000万年前の恐竜時代の地層からティラノサウルス類などの化石が数多く発見されたところで、琥珀の他、恐竜化石の産地でもあります。
子どもたちは恐竜に興味を持ち、絵本や図鑑に親しむ姿が多く見られます。先生に得た知識を教える場面もあり、知識欲の高まりを感じます。絵画制作では「ナヴァホケラトプスをかわいく描いたよ!」「お母さん恐竜が子どもを守っているんだよ!」「りんごを仲良く食べてる恐竜だよ!」「私と同じ名前の恐竜なんだよ!」など、子どもならではの感性や創造性が表現され、集中力が育まれる活動となっています。

枝豆の収穫体験では、枝から豆をもぎ取ってお皿に積み上げ、友達と見せ合ったり比べ合ったりしていました。おやつに枝豆を出してもらい、友達と笑顔で味わっていました。さらにおさんぽ畑ではジャンボかぼちゃの収穫をしました。
「どうやって運ぶ?」「持てるんじゃない?」「じゃあ僕がもってみる!」「むりだあ~!」と何名かが挑戦しましたが、台車を使うことに・・・。「うしろ押すよ!」「ぼくひっぱるよ!」と子どもたちで相談・役割分担をし、協力して3個のかぼちゃを園まで運ぶことができました。

たんぽぽ組に進級して5か月。仲間意識が育つ中で心身の力が充実し、「やってみたい!」という意欲が膨らんでいる子どもたちの姿に、大きな成長を感じています。